2000年10月の読書

初めての Python

オライリーから先月末に出た Python の入門書。 といっても読んだ感じでは、一度適当に入門してあって改めて基礎を固めたい人が読んだ方が面白いのではないか。

書誌情報 : 初めての Python
著者Mark Lutz / David Ascher
訳者紀太章
題名初めての Python
出版者オライリー・ジャパン
販売者オーム社
出版地東京
ISBN4-87311-022-X
発行2000-09-30 初版第1刷

誤植情報


松尾由美2冊

バルーン・タウンの2冊め「バルーン・タウンの手品師」と、それを探している途中で見掛けた「おせっかい」を読んだ。 SFっぽい設定で推理物の「バルーン・タウンの手品師」は前作よりどたばたの度合が増した気がする。 妊婦もただの小道具って感じ。 まあ、それはそれで面白いから良いのかも。 「おせっかい」は幻想譚と呼べば良いのだろうか。 ミステリー作家の意識に入り込んでしまった…というような話。 作家の原稿の単価を計算したりといった妙に細かく生真面目な主人公が印象に残った。 (おしなべてこの人の書く人物たちは生真面目かも。)

# 「マックス・マウスと仲間たち」? 探して読まねば。

書誌情報 : バルーン・タウンの手品師
著者松尾由美
題名バルーン・タウンの手品師
出版者文藝春秋
出版地東京
ISBN4-16-319560-2
発行2000-10-10 第1刷

書誌情報 : おせっかい
著者松尾由美
題名おせっかい
出版者幻冬舎
出版地東京
ISBN4-344-00008-0
発行2000-07-10 第1刷