２０００年２月の読書

• 魔法のお店
• 妄想自然科学入門
• アレクサンドリア図書館の謎
• 黒いドレスの女

魔法のお店

軽い。 ビジュアルファンタジーだそうだが、明暗はあっても色彩はそんなに無い。 読み応えの無い本をお探しの方にお薦め（誉め言葉だからね一応）。

妄想自然科学入門

著者の名前が菊川涼音である。 ここで反応した人は私と読書傾向が似ているのかもしれない。 川原由美子の「前略ミルクハウス」の彼と同姓同名である。 偶然かと思ったらそこから取ったとあとがきにあった。 なんだ。 現在は改名して橘諭史として活躍中だそうである。

中身は、雑談である。 「知恵ゾンビ」あたりが一番面白かった。 軍事雑学が多いので、そちら方面に興味がある人にはもっと面白いかもしれない。

アレキサンドリア図書館の謎

なんというか、不思議な感触の本である。 謎解きノンフィクションと言おうか。 学問的読み物と言おうか。 図書館の歴史に興味のある人、ヘレニズムに興味のある人、図書館戦隊ビブリオンの読者にお薦め。

黒いドレスの女

「マルガリータ」
って黒いドレスの若い女がバーに入ってくる。 これ、映画になった？ ＣＭを思い出しているような気がする。 原田知世か？

それはともかく、かっこいい。 女の子なんか、完全に脇役に回っている。