２０００年１１月の読書

• ローテクの最先端は実はハイテクよりずっとすごいんです。
• 化粧槍とんぼ切り

ローテクの最先端は実はハイテクよりずっとすごいんです。

この本は職人の世界を紹介する本である。 職人は次第に減少しているが、それでいいのか、と問いかけている。

要は知識はどこまで言語化できるのか、ということであって、大袈裟に言うとフレーム問題なのである。 解らない、と答えるしかない。

化粧槍とんぼ切り

ベートーベンを探偵役にしたミステリーを書いていた人が、段々刀の話ばかり書くようになり、ついに時代小説である。 本多忠勝の娘を主人公に、と言うと判る人には判るのだろうが、１６００年ごろの話である。 ＮＨＫの大河ドラマを思い出してしまうので、読んだ時期がちょっと悪かったかも知れない。 （営業的には良い時期なのか？）