２００２年１０月の読書

イエス・ストーリー

イエスのインタビュー集。出たのが98年、原著の出版は96年だから、ビリー・シャーウッドとイゴール・コルシェフの発言は出ていない。

曲を作っていく過程とか、メンバーのキャラクターとか、ただ彼らの音楽を聞いているだけでは判らない裏側が見えてイエスに関する理解が深まった。特に、ジョン・アンダーソンって変な人だ、という印象をだいぶ強めた。

書き方が上手い。絵や例えだけで超ひも理論の最近の発展まで説明してしまえるなんて、これは一つの才能である。