１０月３１日

ICU祭初日

ICU へ

朝早く家を出る。 天気は上々、暑くなりそうだ。 今日、明日と ICU祭があるのでちょっと顔を出そうと言う計画である。 道はいつも通り桜ヶ丘に出て多摩川を渡って是政までサイクリングロードを走り、裏道を抜けて人見街道、ICU と行く予定。

野猿街道を東進して和田のガソリンスタンドのところで裏道に入って、幼稚園児（保育園かも）の一団とすれ違い、野猿街道を渡って富士銀行の脇に出る。 川崎街道の駅前の交差点は渡らずに、次の一つ東の交差点を渡る。 ゲーセンとパチンコ屋の前を通る脇道に入る。 何やら住宅分譲中らしく工事で舗装はガタガタ。 そこを過ぎれば程なく多摩川土手にぶつかる。 そのまま並行して関戸橋に出るのでそこで多摩川を渡る。 人がやたらと多い。 渡り切ったところの交差点にも人が（というより自転車が）沢山溜っている。 その間を通り抜けて左に曲がってサイクリングロードへぐるっと回って行く。 橋のたもとにも人が沢山いて、自転車もズラッと並んでいる。 ヘルメットを被ってグローブをはめて、走るのがこんなサイクリングロードというのは金の無駄としか思えないが、そういう姿の人が目につく。 自転車に乗るのがスポーツだとか思っている人たちなのだろう。 それではつまらないと思うのだが…。

閑話休題。 多摩川の川原はススキが満開(?)である。 ススキが帰化植物に駆逐されそうだなどという話はどこ吹く風、我が物顔に川原を占領している。 どうなっているのやら。 南武線の鉄橋の下を通過する。 是政橋でサイクリングロードを離れる時に一瞬振り返るのだが、ちょうど５両編成の電車が立川方面に向かうのが見えた。

是政橋から府中街道を少し北上し、遊歩道に入る。 この道は多摩センターに住む後輩に教えてもらった道である。 走るのは久しぶりだ。 中央道を潜る辺りで少々見失ったのを除けば順調に遊歩道の終りの東郷寺下の交差点に出る。 軍神東郷元帥が祭られている…というのが事実かどうか定かではない。 そこから少し上り坂があり、ちょっとした商店街のあとに多磨霊園駅の踏切を渡る。 何本かの（信号の切り替わるタイミングが早い）道を横切り、旧甲州にぶつかる。 東郷寺通りという標識がここまでが東郷寺通りだったことを示している。 道は先にも続いているのだが名前が変わるのだろう。

信号が青に変わり、旧甲州を渡る。 今度の道の名前は多磨霊園南参道だ。 欅が左右に植えられている。 続いて甲州街道を渡る。 石屋石屋、そして寿司屋。 墓参りの帰りには寿司？ ついつい仏教の教典を思い出す。

肉食が生臭なのではない。 自分のために殺されたものをそれと知って食べることが生臭なのだ。 (出典不明。引用曖昧）

実家へ

武蔵境の駅前で数人と夕食を共にした。 すっかり夜だ。 久しぶりで記憶が頼りないが、バスロータリーを出たところの道を突き当たるまで東に行って右折、一つめの信号を左折。 見覚えのある道を来ているようだ。 まずはひと安心。 再び突き当たりに来たらば、大体三鷹駅の南、もう少し詳しくいうと法専寺バス停の南だ。 信号を渡り細い道に入る。 と、その右側が空き地になっている。 見れば「道路用地」と。 今度来る時は景色が変わっているかも知れないので要注意だ。 その細道を抜けると商店街の通りで、そこから、いずみ通りという道に入る。 さっきの道路用地が本当の道路になったら、細道の前の道の続きになるかも知れない。 道は住宅街に入っていくので、静かなものである。 突き当たりが井の頭公園のはずだが、そのどの辺りだったか思い出せない。 万助橋に近い方だっけ。 突き当たった吉祥寺通りで左右を見る。 とても中途半端なところだ。 万助橋と日産厚生園の角の真中ぐらい。 右を選ぶ。 つまり、厚生園、明星学園という道だ。 左右から車が来ないのを確認して車道に出る。 信号２個目の角で左折。

玉川上水を渡ったところに警官が立っていて、呼び止められた昔の事を思い出す。 幸い今日は呼び止められなかった。 突き当たりの代々木アニメーション学園寮のところを右折。 すぐ左に入り、コインランドリーの灯りだけが目立つ道を通る。 住宅街の複雑な裏道を次々と曲がる。 ほとんど無意識に。 井の頭線の踏切を渡って、神田川の橋を渡り、坂を登って右折。 大きな家が並んでいる。 突き当たりを左折、２本目を右折。 井の頭通りの１本南ぐらいの道である。 ひたすら東進。 西高の西門のところで北にずれて井の頭通りに乗る。 環八から裏道に入って五日市街道へ抜け、善福寺川を渡れば実家はすぐそこである。