渡る人のいない青信号は虚しい。 その青信号のために赤信号で止められていることはもっと虚しい。
赤信号を渡ることは法律（道交法）で禁止されている。 しかし、この虚しい信号の現状は非常に苛立たしい。
改善の道は二つある。
まず一つめは信号機の現状を認めて法律を改正する道である。 赤信号を自己責任で渡ってよいことにするのである。 当然、そこで事故を起こした場合は厳罰を受けるので、今より事故が多くなるということもあるまい。
今一つは、信号機の現状を未熟な制御技術の問題だと考える道である。 現在の信号は、例えば一分ごとに南北を青にするのと東西を青にするのとを時計のように繰り返すだけである。 要するに交通の状況など気にも留めずに機械的に切り替えているだけなのである。 これを、渡る人がいるときだけ信号を切り替えるように変えればよい。 勿論、センサーをどこかに配置して状況を監視するわけだ。 現状の押しボタン式横断歩道が最低ラインで、自動ドアに近いシステムになればもっと良いだろう。
以上二つの道の内、後者の方が実現させやすいとは思うが、さて、どこに言えばいいのだろう。
1999-05-21
緊急車両は赤信号を無視できるのだが、これなども、緊急車両の進行方向を強制的に青信号にしてしまえば、特例は必要無いわけである。
1999-11-14