2003年4月の読書

猫が小さくなった理由(わけ)

トウモロコシ、蚕、猫、リンゴがいかに人間に都合よく変わってきたか、という本。 もちろんこれらはケーススタディに過ぎず、人間は良くも悪くも「世界を」作り変えてきたのである。 これに昨今の遺伝子操作が加わったが…という話もするのだが、それが問題のような問題でないような微妙な態度のままである。

かなり冗長に遺伝子の仕組みとかの話が入るのではっきり言って退屈。 訳も微妙に気に触る(「シルクウォーム」ってなんだよ)。 あんまりお勧めではない。

猫が小さくなった理由(わけ)
著者スー・ハベル
訳者矢沢聖子
題名猫が小さくなった理由(わけ)
出版者東京書籍
出版地東京
ISBN4-487-79806-X
発行2003-03-24 第1刷

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ペアプログラミング

言われてみれば当たり前なのだが、ペアプログラミングは XP 以外でも使える。 私の唯一の気がかりは、喫煙者と非喫煙者のペアはうまくやっていけるのか、ということだ。

ペアプログラミング
著者ローリー・ウィリアムズ / ロバート・ケスラー
訳者長瀬嘉秀 / 今野睦 [監訳] / テクノロジックアート [訳]
題名ペアプログラミング
副題エンジニアとしての指南書
出版者ピアソンエデュケーション
出版地東京
ISBN4-89471-699-2
発行2003-03-28 初版第1刷

正誤表

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音節とモーラ

前半の窪薗氏の部分の方が面白かった。 というか前半でせっかくモーラと音節をどちらも大事と言っているのに、後半ではモーラという言葉も出てこない。 何ともまとまりに欠ける。

音節とモーラ
著者窪薗晴夫 / 本間猛
題名音節とモーラ
シリーズ英語学モノグラフシリーズ
出版者研究社
出版地東京
ISBN4-327-25715-X
発行2002-04-25 初版

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弥生 | 皐月